ハワイ大好きおじさんの〈ハワイ路地裏探検隊〉  by北嶋茂

『ハワイ大好きおじさんのアロハ!最後のわがままひとり旅』その後

ハワイ路地裏探検隊・・・といっても、時々、カラカウア通り歩きます。怖いから、ビルの谷間や暗い夜道は歩きません。そして、「隊」と名付けていますが、群れません。「ひとり隊」が基本です。そんな軽~い路地裏探検隊ですが、確かなのは、高級レストランや高級ホテルには出没しないこと。そして、移動は徒歩とバスが基本。そんなことだけが隊員規則かもしれません。 ハワイ話を中心に、たぶんそれだけではもたないので、日常のたわいもないこと(10円拾ったとか)を綴ります。さて、いつまでお店を開けていられることやら・・・。

バス停でビールねぇ〔2018年4月5日(木):3日目 37〕

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〈The original pancake house〉のパンケーキ


16時40分
 前回利用した、ニミッツ通りのバス停到着。
 今回は、誰もおらず、自分だけの寂しいバス停だ。周りが暗くなったら、ここにはいたくない。明るいうちに利用するバス停のようだ。

 17時・・・、20分待ってもバスは来ない。誰もいなかったということは・・・、行ったばかりだったのかもしれない。
 いつものことながら、バスの時刻表は持っていなかった。あとで、ここの時刻表を見ると、40分間隔でやって来る。19番と20番は交互にやって来るから、実質的には20分間隔ということになる。ちなみに、ワイキキまでは、50分前後かかるようだ。

 男性がひとりやって来た。リュックを背負って働き疲れたような若者だ。来るとすぐに、僕の左側に腰を下ろした。静かにしているから、危険な人物ではなさそうだ。ホッ!
 そしてさらに、栄養の良い若そうな女性がひとり現れて、僕の右前に立った。買い物帰りというより、仕事帰りという姿だ。

 しばらくすると、どこかで嗅いだことのある懐かしい香りが鼻先に漂ってきた。なんだったかな、この臭い・・・。
 それは、ビールの香りだった。でも、なんでこんな所で……と思って、一番可能性のある、おにいさんを見ると、彼は目をつむって下を向いていた。ただただお疲れのご様子で、ビールどころではなかった。
 となると……前のおねぇさん。よく見ると、ハンカチで包んだ、透明カップの飲み物を飲んでいた。中身は黄色で泡だって見える。彼女が犯人だったとは・・・。
 横顔を見ても、赤い顔はしていない。ノンアルコールだろうか。あるいは、仕事帰りに、一杯というところだろうか。であれば、なかなかの達人だ。
 こうした人達でも、そばにいてくれるのがありがたい。ああ、僕もそろそろビールが飲みたい。