ハワイ大好きおじさんの〈ハワイ路地裏探検隊〉  by北嶋茂

『ハワイ大好きおじさんのアロハ!最後のわがままひとり旅』その後

ハワイ路地裏探検隊・・・といっても、時々、カラカウア通り歩きます。怖いから、ビルの谷間や暗い夜道は歩きません。そして、「隊」と名付けていますが、群れません。「ひとり隊」が基本です。そんな軽~い路地裏探検隊ですが、確かなのは、高級レストランや高級ホテルには出没しないこと。そして、移動は徒歩とバスが基本。そんなことだけが隊員規則かもしれません。 ハワイ話を中心に、たぶんそれだけではもたないので、日常のたわいもないこと(10円拾ったとか)を綴ります。さて、いつまでお店を開けていられることやら・・・。

話したこともない友人〔2018年4月4日(水):2日目 13〕

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サンスーシー・ビーチ(2013年)


 残念ながら、いつもこのベンチに来て、新聞を読んでいる初老の男性は来ていなかった。

 僕は彼のことを勝手にジョージと名付け、彼がここにいてくれると、なんだかうれしかった。僕がハワイに来るほとんどすべてで、彼はここにいたように思う。これも勝手に、話したこともない古くからの友人だと思っている。

 昔、アラモアナ・ビーチが大好きだった頃、以前と同じ場所に寝転んで、うしろを見たら、以前見たことがある老夫婦が同じ場所にいて驚いたことがある。そんな存在って、どこにもあるのかもしれない。日課が繰り返されているだけなのだろうけれど、こちらにはそれ以上の存在だ。

 僕がハワイに来るのは、2~3年おきだ。その間、彼もどんどん歳を取っている。だから、いつまでも同じ人がいてくれると思うのは無理なのだけれど、ここにずっと彼がいてほしい。それほど大切な存在になっている。

 そういえば、ここ数回のハワイ旅行でも、彼を見かけなかったような気がする。とうとうここまで来られなくなってしまったのか。あるいは、数日しかいない自分とはすれ違いなのかもしれない。そうであってほしいものだ。