ハワイ大好きおじさんの〈ハワイ路地裏探検隊〉  by北嶋茂

『ハワイ大好きおじさんのアロハ!最後のわがままひとり旅』その後

ハワイ路地裏探検隊・・・といっても、時々、カラカウア通り歩きます。怖いから、ビルの谷間や暗い夜道は歩きません。そして、「隊」と名付けていますが、群れません。「ひとり隊」が基本です。そんな軽~い路地裏探検隊ですが、確かなのは、高級レストランや高級ホテルには出没しないこと。そして、移動は徒歩とバスが基本。そんなことだけが隊員規則かもしれません。 ハワイ話を中心に、たぶんそれだけではもたないので、日常のたわいもないこと(10円拾ったとか)を綴ります。さて、いつまでお店を開けていられることやら・・・。

バスが停まって動かない、こともある[2018年4月3日(火):1日目 12]

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ニミッツ通りの表示板


10時5分
 バスはニミッツ・ハイウェイのバス停で止まった。まだ空港の近くで、以前、モアナルア・SCに向かったときに歩いたことがある場所だった。バス停だから止まるのは当たり前だけど、なぜか運転手が席から離れた。
 ハワイでよくある、おトイレ・タイムか。しかしこの辺に、そんなものはなかったはずだけれど。となると、運転手の交代か……なんか変だ。

 運転手は席を立つと、なんだかブツブツいいながらうしろのほうに歩いて行く。わからないながらも、その言葉をよく聞くと、どうやらここでバスは止まるらしい。エンジントラブルだろうか。初めてのハワイひとり旅の時もそうだったことを思い出した。あの時は、ワイキキの〈ジャック・イン・ザ・ボックス〉横だった。

 運転手が行く先に目をやると、なんと男性が床に倒れていた。おやまあ、いつからこんな状態だったのだろう。叫び声も聞こえなかったし、倒れる音もしなかった。
 よく見ると、どうやら酔っ払いのようだ。これが原因でバスが止まってしまったらしい。そんな彼を運転手は介抱するわけでもなく、みんなにバスから降りるよう指示を始めた。

 バスを降りる際、運転手に、このバス停に40番か42番が来るのか聞くと、「来る」という。よかった。僕が行くワイマル・SCは、40番か42番に乗り換える必要があったのだ。ラッキーと思うことにした。

 パチパチ君を見ると、まだ座っている。声をかけようか迷いながらも、彼を置き去りにしてバスを降りてしまった。疲れていたのか、こちらから声をかけるのが面倒になっていた。なんか変な体調。

 降りてしばらくすると、パチパチ君も降りてきた。状況をわかってくれてよかった。運転手も降りて来て、僕の横に立った。そして、僕になんだか一生懸命話しかけてくるけれど、なにをいっているのか、ほとんどわからない。彼、なぜか、僕になついてくる。適当に相づちを打っておくと、うれしそうだったので、それでよしとした。こんなことから悲劇が生まれることもあるらしいけど、今回は大丈夫そうだし。