ハワイ大好きおじさんの〈ハワイ路地裏探検隊〉  by北嶋茂

『ハワイ大好きおじさんのアロハ!最後のわがままひとり旅』その後

ハワイ路地裏探検隊・・・といっても、時々、カラカウア通り歩きます。怖いから、ビルの谷間や暗い夜道は歩きません。そして、「隊」と名付けていますが、群れません。「ひとり隊」が基本です。そんな軽~い路地裏探検隊ですが、確かなのは、高級レストランや高級ホテルには出没しないこと。そして、移動は徒歩とバスが基本。そんなことだけが隊員規則かもしれません。 ハワイ話を中心に、たぶんそれだけではもたないので、日常のたわいもないこと(10円拾ったとか)を綴ります。さて、いつまでお店を開けていられることやら・・・。

空港でゆっくりしよう[2018年4月3日(火):1日目 6]

f:id:hawaii-ojisan:20180409041610j:plain

ダニエル・K・イノウエ国際空港


8時58分
 管理された地域からドアを開けて外に出た。今までは、航空会社や空港施設に守られてきたけれど、いよいよ独り立ちである。ピヨピヨといいたいくらいだし、そんな歩き方でもある。何回、このドアを開けて外に出ても、緊張する。楽しいというより緊張のほうが先に立つ。顔が引きつっているに違いない。

 ここからどこに行くかが、個人ツアーの悩みどころ。つらいところだ。団体なら、行く場所は決まっていて、そこで送迎バスを待っていればいいのだけれど、個人は完全自由なだけ、つらさも無限大。
 それでも「タクシーに乗る」とか、「リムジンに乗る」とか決めている人は、まだいい。そこに行けばいいのだから。僕の場合も、「バスに乗る」だから、バス停に行けばいいのだけれど、すぐにはその気にならいい。まずは、ハワイに来たぞということを脳や身体にわからせる儀式を行うのだ。
 その儀式とは、2階の出発ロビーにあがり、空いてる椅子に座って、〈スタバ〉のコーヒーを飲むことだ。これがないと、始まらないことになっている。いつからか、これが僕のハワイで最初にやることになっている。もう何回もこんなことをやって精神を落ち着かせている。
 出口を出て、右に回り2階を目指す。どうやって行こうかなと思った時、エレベータが目に入った。いつもこれだった。なんだか、機械というより、旧知の知人のようにさえ見える。その懐にもぐりこむ。