ハワイ大好きおじさんの〈ハワイ路地裏探検隊〉  by北嶋茂

『ハワイ大好きおじさんのアロハ!最後のわがままひとり旅』その後

ハワイ路地裏探検隊・・・といっても、時々、カラカウア通り歩きます。怖いから、ビルの谷間や暗い夜道は歩きません。そして、「隊」と名付けていますが、群れません。「ひとり隊」が基本です。そんな軽~い路地裏探検隊ですが、確かなのは、高級レストランや高級ホテルには出没しないこと。そして、移動は徒歩とバスが基本。そんなことだけが隊員規則かもしれません。 ハワイ話を中心に、たぶんそれだけではもたないので、日常のたわいもないこと(10円拾ったとか)を綴ります。さて、いつまでお店を開けていられることやら・・・。

空港から即活動ってのは〈いざ出発12〉

f:id:hawaii-ojisan:20200516061418j:plain

イオラニ宮殿の門




 今回の僕の荷物は、36㍑のリュックだけ。でもこれだけで帰るのは不可能だ。これに少なくとも、旅行鞄がひとつ必要だ。それがあれば、あらゆるものを気兼ねなく日本に持ち帰れる。そんなことを、今頃、理解することになった。

 空港から即活動したいという目的のもと旅を続ける内に、いつの間にか、旅の荷物は極力少なくしようという方向に進んできた。少ない日程を有効に使うには、着いた日に空港に近い目的地からつぶしていくのが、とても合理的な方法だったからだ。それは、1日、得したように思えた。
 そして、少ない荷物で旅行をすることは、僕のあこがれでもあった。リュックひとつで旅行する人を見ると、いつも格好よく見えたのだ。

 しかし、そんなことまでして、初日、空港から動く必要はあるのだろうか。サラリーマン時代の日数に制限のある旅行ならまだしも、いや、それだって、そこまでして初日を使用する必要はあるのか。疑問が、ようやくわいてきた。
 今や、そこまでタイトな日程にする必要などない身分になっている。無理に小さなバッグで旅することなんかないのだ。ゆったりなんでも持ち帰れること、これが精神衛生上とてもいい。こんなことを、今頃実感している。でも、このときは、違っていた。まだそんな悟りの境地になっていなかった。